戦後経済史の総括作品「不毛地帯」いよいよ最終回です(3/12&31・一部加筆及び改訂あり)

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戦後経済史の総括的内容のドラマ不毛地帯 DVD-BOX 1


Tv Soundtrack/不毛地帯

  • 不毛地帯公式ガイドブック 上巻 (MOOK21)不毛地帯公式ガイドブック下巻 (MOOK21)

  • 不毛地帯〈1〉 (1976年)

  • 不毛地帯〈2〉 (1976年)

  • 不毛地帯〈3〉 (1978年)

  • 不毛地帯〈4〉 (1978年)

  • 白い巨塔 DVD-BOX 第一部白い巨塔 DVD-BOX 第二部の時には“原作のイメージが踏襲できていない”と酷評されていた唐沢さん
    汚名返上に奮起したのか、原田芳雄さんや遠藤憲一さんといったクセ者揃いのキャスティングの中で所謂「こなれた雰囲気」をバッチリ醸し出しています

    原作と違った部分ですが
    冒頭の戦闘機売り込みエピソードでしか登場しないはずの新聞記者役・阿部サダヲさん、ドラマならではの“おいしい”役回りでしたね
    商社マン人生での宿命のライバルにして、お互いにとってかけがえのない1人娘と1人息子が大恋愛で結婚しているという公私共に因縁深い関係の鮫島辰三は“へその緒を切った瞬間から”と表現されている、生粋の商社マン気質かたぎな人物
    妻は戦前の大使令嬢で取引先とのホームパーティーやサロンをそつなく切り盛りできるマダム役・1人息子もインターナショナルスクールからの名門大学に留学後はIBMに勤務と、いわゆる安らぎの場としての家庭・家族というよりチームというか運命共同体のような気配が濃厚
    もちろん彼なりの大切なに物質的には言うまでもなく、精神的にも惨めな思いは絶対にさせたくないという愛情から発生している行動なのだろうと理解はできますが
    1人息子のには夫婦揃って式にも出席しないほどの猛反対・初孫が産まれても顔も見に来なかったはずなのに、ビジネスのためなら唐突にをかけて息子の嫁…否ライバルの娘にかまをかけて会社内部にもロシア行き情報を探り出すことも厭わないし、その舌の根も乾かないうちに息子の家で鉢合わせした壱岐からチクリと嫌味を言われても柳に風とばかり「かわいい1人息子の大切なでしょう」とを抱き上げてのえびす顔
    「よくもまあ、いけしゃあしゃあと」とあきれるやら「一つ仕事で人より抜きん出て、何かを成し遂げるためにはあそこまでなりふり構わず腹をくくるべきなのかも」と感心してしまうやら…でした
    フジテレビ開局50周年記念ドラマ・不毛地帯(フジテレビ公式サイト)のインタビューページの中で、鮫島役を演じた遠藤憲一さんは「今でも商社はあんな風ですよという肯定的なしてもらった」と語っていましたが、新世紀に入ってからは専務島耕作 全5巻完結(モーニングKC) [マーケットプレイスコミックセット]にも登場していますがのように、生き残るためならなりふり構わずかかって来る相手が追いつけ追い越せのの如き勢いで急成長していますから、余計も激しくなっているのでしょうね
    私は鮫島のことを“多分こういう人達がバブルなを作ってきたのだろうし、不況の今でもよくも悪くも前のめりのイケイケでしぶとく生き抜いているはず”と思っていたので、最終回には若干違和感を感じました
    ドラマでは空港でシベリア行きのに向かう壱岐と鉢合わせした時「勝ち逃げなんてさせない」と出国ゲートまで追いすがっていましたが、原作では壱岐達が油田自社開発の成功に次いで会社の提携事業も成し得たことを知り一瞬は地団駄を踏むものの、すぐにいつも通りのふてぶてしい口調で「シベリアKGBに抹殺されたりするな」と彼なりのエールとも取れる捨てゼリフを吐くや、対抗戦略を練り直すための連絡をするために、振り返りもせずまっしぐらに走って行きます

    自らの中に抱え続けていた戦後を総括するためにシベリアに向かう壱岐と、良くも悪くも常に後ろを省みる暇もないまま前のめりで走り続ける鮫島の姿が爽快感すら感じるほど好対照だと私は思っていましたが、如何でしょうか

    個人的な注目キャラは、欲望や愛憎に埋没している世俗から超越した信仰の世界に身を置いている、壱岐正の恋人・秋津千里の兄を演じていた佐々木蔵之介さん
    NHK連続テレビ小説 オードリー〈1〉から気になる存在ではあったものの絶対彼氏 ~完全無欠の恋人ロボット~ [DVD]絶対彼氏~完全無欠の恋人ロボット~最終章スペシャル [DVD]まで、演劇出身のオーバーアクションが否めませんでしたが今作では完全に傍観者の立場からのアドバイザーという枯れた演技をこなしていました

    最終回では壱岐正と秋津千里の会話にも登場しなかったことが残念至極でしたが、やはり流石です

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